【重要】業務改善助成金の審査遅延について(東京労働局)
お知らせ
いつも当事務所のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
現在、業務改善助成金を申請中の事業主様のお手元に、東京労働局(雇用環境・均等部 企画課)より「令和7年度業務改善助成金の審査状況と今後の処理についてのご連絡」という文書が届き始めています。
このお客様は、令和7年9月末に交付申請をした企業です。
「何か不備があったのか?」「審査に落ちたのか?」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、結論から申し上げますと、これは「申請多数による事務処理の遅延」を知らせる通知であり、個別の不備を指摘するものではありません。
本記事では、この通知の内容と、申請中の事業主様が今後注意すべき点について解説いたします。
通知の概要(何が起きているのか)
令和8年1月9日付で発出されたこの通知の要点は以下の通りです。
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申請の殺到による遅延 現在、非常に多くの申請が寄せられており、審査に遅れが生じています。
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今年度中の交付決定は困難 本来であれば令和7年度内(令和8年3月31日まで)に交付決定が行われる予定でしたが、現状の審査状況では間に合わず、交付決定は「令和8年度(令和8年4月以降)」となる見込みです。
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事業完了期限の変更について 交付決定が4月以降にずれ込むことに伴い、設備投資などの事業を完了させる期限(事業完了期限)についても、審査の過程で改めて案内がある予定です。
事業主様が今確認すべきこと・注意点
1. 資金計画の確認
交付決定が4月以降になるということは、実際に助成金が振り込まれる時期も当初の想定より後ろ倒しになります。 設備投資の支払いや賃金引き上げに伴うキャッシュフローへの影響がないか、今一度資金計画をご確認ください。
2. 設備導入・発注のタイミング
原則として、業務改善助成金は「交付決定後」に設備の発注・納品・支払いを行う必要があります。 今回の通知により交付決定が4月以降になるため、まだ交付決定が下りていない段階でのフライング発注などを行わないよう、十分にご注意ください。
※特例等で対応する場合を除き、決定通知を待つのが原則です。
3. 今後の連絡を見落とさない
今回の通知には「今後審査を進めていく中で、申請内容に不備や確認点などが生じた場合は、改めて別途ご連絡させていただく」と記載されています。 審査自体は続いていますので、労働局からの追加の問い合わせや書類訂正の依頼があった場合には、速やかに対応できるよう郵便物や電話連絡にご注意ください。
まとめ
今回の通知は、あくまで「審査が混み合っており、年度をまたぎます」という全体への連絡です。この通知が届いたからといって、審査に落ちたわけではありませんので、まずはご安心ください。
ただし、スケジュールの変更は事業計画に影響を与える可能性があります。 「事業完了期限はどうなるのか」「すでに発注してしまいそうなのだがどうすればよいか」など、ご不明な点がございましたら、当事務所または通知書に記載の東京労働局・業務改善助成金担当へお問い合わせください。
当事務所で申請代行をさせていただいているお客様につきましては、進捗があり次第、個別に速やかにご連絡差し上げます。
(参考:通知書の記載お問い合わせ先) 東京労働局 雇用環境・均等部 企画課 業務改善助成金担当 電話:03-6893-1100



