【東京都】働くパパママ育休取得応援事業とは?
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女性の育児休業取得は一般的になっているものの、男性の取得は未だ進まない傾向にあります。
現在の男性の育児休業の取得率がどの程度か、ご存じでしょうか?
「平成 28 年度雇用均等基本調査」によると、平成28年度の男性の育児休業取得率は、1996年度の調査以来過去最高の「3.16%」とのこと。
そこで、東京都では独自に今年度の5月から「働くパパママ育休取得応援事業」を始めました。
今回は、こちらの助成金情報をご紹介します。
どんな制度?
「働くパパママ育休取得応援事業」とは、働く男女の長期の育児休暇取得を可能にするため企業に助成金を支給する事業で、平成30年度より東京都で新たにスタートする取り組みです。都内在住で都内に本社・事業所のある企業に勤める男女を対象に、男女別に「働くパパコース」「働くママコース」を設けます。
<働くパパコース>
対象
産休・育休を取得した妻の職場復帰後、子どもが2歳になるまでの間に「連続15日以上」の育休を取得した男性従業員がいる都内全企業
支給額
連続15日の育休取得で25万円。以降取得15日ごとに同額を加算する。上限は300万円で、最大180日分
条件
1社につき1人分のみ申請可能。年間50社を想定
<働くママコース>
対象
1年以上育休取得した女性従業員について、育休明けの職場復帰支援及び職場復帰後3カ月以上継続雇用した中小企業
支給額 :
定額で125万円
条件
1社につき1人分のみ申請可能。年間1000社を想定
その他詳細につきましては、産業労働局雇用就業部ホームページ「TOKYOはたらくネット」をご覧ください。