「2025年10月以降の最低賃金最新情報|全国加重平均1,121円に引き上げ(63〜82円アップ)」
お知らせ
厚生労働省によると、2025年度の地域別最低賃金は、全国47都道府県全てで時給1,000円を超え、全国加重平均は1,121円(前年より66円アップ)となっています。一方、複数のメディアでは「1,118円」との記載もありますが、厚労省報道の1,121円が最新の正式値です。
以下、都道府県の最低賃金改定額と適用開始日を表にまとめました(データは2025年9月5日現在)
全国47都道府県:2025年10月以降の最低賃金一覧(表)
こちらは、信頼できる情報源から収集した最新の答申結果に基づく一覧です。都道府県ごとに「改定後時給」「引き上げ額」「適用開始日」をまとめています。
| 都道府県 | 改定後(時給) | 引き上げ(円) | 適用開始日 |
| 北海道 | 1,075円 | +65円 | 2025年10月4日 |
| 青森 | 1,029円 | +76円 | 2025年11月21日 |
| 岩手 | 1,031円 | +79円 | 2025年12月1日 |
| 宮城 | 1,038円 | +65円 | 2025年10月4日 |
| 秋田 | 1,031円 | +80円 | 2026年3月31日 |
| 山形 | 1,032円 | +77円 | 2025年12月23日 |
| 福島 | 1,033円 | +78円 | 2026年1月1日 |
| 茨城 | 1,074円 | +69円 | 2025年10月12日 |
| 栃木 | 1,068円 | +64円 | 2025年10月1日 |
| 群馬 | 1,063円 | +78円 | 2026年3月1日 |
| 埼玉 | 1,141円 | +63円 | 2025年11月1日 |
| 千葉 | 1,140円 | +64円 | 2025年10月3日 |
| 東京 | 1,226円 | +63円 | 2025年10月3日 |
| 神奈川 | 1,225円 | +63円 | 2025年10月4日 |
| 新潟 | 1,050円 | +65円 | 2025年10月2日 |
| 富山 | 1,062円 | +64円 | 2025年10月12日 |
| 石川 | 1,054円 | +70円 | 2025年10月8日 |
| 福井 | 1,053円 | +69円 | 2025年10月8日 |
| 山梨 | 1,052円 | +64円 | 2025年12月1日 |
| 長野 | 1,061円 | +63円 | 2025年10月3日 |
| 岐阜 | 1,065円 | +64円 | 2025年10月18日 |
| 静岡 | 1,097円 | +63円 | 2025年11月1日 |
| 愛知 | 1,140円 | +63円 | 2025年10月18日 |
| 三重 | 1,087円 | +64円 | 2025年11月21日 |
| 滋賀 | 1,080円 | +63円 | 2025年10月5日 |
| 京都 | 1,122円 | +64円 | 2025年11月21日 |
| 大阪 | 1,177円 | +63円 | 2025年10月16日 |
| 兵庫 | 1,116円 | +64円 | 2025年10月4日 |
| 奈良 | 1,051円 | +65円 | 2025年11月16日 |
| 和歌山 | 1,045円 | +65円 | 2025年11月1日 |
| 鳥取 | 1,030円 | +73円 | 2025年10月4日 |
| 島根 | 1,033円 | +71円 | 2025年11月17日 |
| 岡山 | 1,047円 | +65円 | 2025年12月1日 |
| 広島 | 1,085円 | +65円 | 2025年11月1日 |
| 山口 | 1,043円 | +64円 | 2025年10月16日 |
| 徳島 | 1,046円 | +66円 | 2026年1月1日 |
| 香川 | 1,036円 | +66円 | 2025年10月18日 |
| 愛媛 | 1,033円 | +77円 | 2025年12月1日 |
| 高知 | 1,023円 | +71円 | 2025年12月1日 |
| 福岡 | 1,057円 | +65円 | 2025年11月16日 |
| 佐賀 | 1,030円 | +74円 | 2025年11月21日 |
| 長崎 | 1,031円 | +78円 | 2025年12月1日 |
| 熊本 | 1,034円 | +82円 | 2026年1月1日 |
| 大分 | 1,035円 | +81円 | 2026年1月1日 |
| 宮崎 | 1,023円 | +71円 | 2025年11月16日 |
| 鹿児島 | 1,026円 | +73円 | 2025年11月1日 |
| 沖縄 | 1,023円 | +71円 | 2025年12月1日 |
| 全国平均 | 1,121円 |
2. 助成金制度:最低賃金引き上げを支援する国の支援策
業務改善助成金
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制度概要
事業場内最低賃金を一定額以上引上げ、生産性向上に資する設備投資(例:機械導入、IT化、研修等)を行った場合、費用の一部を助成 -
支給額・助成率
最大助成額は600万円(事業主単位)。助成率は、引上げ幅や事業所の状況により異なり、一部条件下で最大75%の支給が可能です。 -
適用条件の拡大・変更点
・2025年度からは、事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差が50円以内であることが条件。
・加えて、2024年度に比べ、助成率や申請期間の柔軟性が向上しています(予算2.5倍に拡充、申請タイミングの追加等)。
その他の支援制度
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キャリアアップ助成金
非正規社員の正社員化や処遇改善に対して助成。例:最大約80万円。 -
中小企業向け賃上げ促進税制
青色申告の中小企業で賃上げを行った場合、給与増加分に応じた税額控除(最大45%)が受けられる制度もあります。
3.企業・経営者への具体的対策アドバイス
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就業規則・給与体制の見直し
2025年10月以降、新最低賃金の遵守が義務付けられます。給与ソフトや支給体系の見直しを、早めに実施しましょう。 -
制度活用による費用負担軽減
業務改善助成金やキャリアアップ助成金などを活用し、賃上げにともなう負担を軽減。設備投資と組み合わせた申請がポイントです。 -
税制の活用も併用検討
税額控除が受けられる賃上げ促進税制も活用することで、多面的な支援が可能です。 -
違反リスクへの対応
最低賃金未満の支給は違法で、差額支給の義務と罰則(50万円以下の罰金)が科される可能性があります
4. Q&A:よくあるお問い合わせ
Q1:試用期間中の賃金が低くてもいいですか?
→ 原則として、試用期間中でも最低賃金の適用があります。
Q2:出来高制や固定給でも、時給換算は必要ですか?
→ 必要です。総額を労働時間で割った時給が最低賃金以上か、確認が必要です。
まとめ
2025年10月以降の最低賃金改定は、すべての都道府県で時給1,000円を超える歴史的な引き上げとなりました。企業や事業主にとっては、給与計算や就業規則の見直し、助成金の活用など、早めの対応が求められます。違反があれば罰則の対象となるため、確実な準備が必要です。
最低賃金や助成金の活用について不安がある方は、ぜひ専門家にご相談ください。
本記事は、社会保険労務士行政書士岩元事務所が監修しています。



